高台に建つ家
築16年の建物をリノベーションしました。
高台に位置する場所に建っていて、2階からの眺望がとても素晴らしいです。
その眺望を生かすため、もともと1階にあったLDKを2階へ移動させるなど、既存のプランを大規模に変更にして設計しました。
またこの建物には、建築家の宮脇檀さん設計の建物、中山邸という建物が解体されてしまうということで、
建具を救出した。その建具を調整し、1階の各部屋に使わせてもらっています。
ペンダントやスポットの照明器具を統一、スイッチを一部トグルスイッチに、リビングと廊下を仕切る格子窓、
TVを壁掛けにし、配線を一切見せない仕組み、ガス管の階段手すりなど、
細かいディテールがたくさん取り入れられた建物となっています。