2018.2.22 DIARY
桜町の住宅〜オープンハウス〜
![](https://co-designstudio.jp/manage/wp-content/uploads/2018/02/DSCN1678-1.jpg)
昨年の夏からリノベーション工事を進めてきました、桜町の住宅が年末に竣工、
今年初めに引越しをされ新たな空間で生活をされています。
そんな先週の土曜日、お施主さんのご厚意で、オープンハウスを開催させていただきました。
たくさんの方にお越しいただきまして、特に午前中に集中してリビングはとても大賑わい。
この家の広さにお施主さんもあらためて実感。笑
我々と一緒に来場者の方をご案内、ご対応していただきましてとても助かり、
また、楽しかったとおっしゃってくれてとても嬉しかったです。
本当にこのような会が開催することができて感謝致します。
では、建物の様子を紹介します。
この建物は、築16年の建物をリノベーションしました。
高台に位置する場所に建っていて、2階・バルコニーからの眺望がとても素晴らしいのです。
その眺望を活かすため、もともとは1階にあったLDKを2階にするなど、
既存のプランを大規模に変更して設計しました。
既に生活をされているので家具も配置されとても良い感じに。
照明器具も同じところのもので統一したり、コードを引っ掛けるフックを
天井につけたりしています。
リビングと廊下を仕切る、格子窓もとても良いアクセントになっています。
写真には写っていないですが、TVを壁掛けにし、配線を一切見せないようにしたりと、
この建物はここでは伝えきれない細かいディテールをたくさん取り入れることができました。
階段手すりはもともと設置されておらず、設置をご希望でしたので、
ガス管を用意して塗装して取り付けました。
この建物の雰囲気に合うものが作れたと思います。
そして、1階の建具は黄色、紺色、グレーに塗装されたものがついています。
こちらの建具は、建築家の宮脇檀さん設計の建物、川口市安行の中山邸という建物が
解体されてしまうということで、建具を救出しました。
その建具を木工作家さんにナラ材を付け足し調整してもらい、
今の高さや幅に合わせてもらいました。
宮脇檀さんデザインの建具が生まれ変わり使用しています。
所々にはスイッチをトグルにしたりと1階も楽しい要素がたくさんあります。
お施主さんの素敵なセンスやこだわりがたくさん詰まった建物になりました。