2015.2.23 DIARY
kwh≒¥
現在、早朝の佐渡汽船にて航行中^ ^
船の時間まで新潟の健康ランドで仮眠してましたが、
バブルっぽさが残っていてなかなか不思議な感覚。
でも、朝の一番風呂は気持ち良いですね。
昨日は新潟に向かう前、秩父で環境ジャーナリストの村上敦さんの
講演会を聴きに行ってきました。
自分のお客さんにエネルギー問題について話しても、
まだまだ雲をつかむような話しにしか聞こえないかもしれないですが、
設計者としてはここまで考えなくてはいけないですね。
ドイツでは再生可能エネルギーを占める割合が
30%近くにもなるそうです。
そうなると人々の意識も潜在的に変わってくるそうで、
子供達が上塗りする絵には、
風力発電の絵が自然と描かれるそうです。
今回は地方創生というテーマでのお話しでしたが、
タイトル通り「kwh≒¥(エネルギーはお金)」になるのです。
日本のエネルギー消費のうち55%が熱エネルギーだそうです。
その内、建物を占める割合はだいぶ多いことがわかります。
断熱が不十分で、隙間だらけの家ではエネルギーは漏れてしまいます。
最新の冷蔵庫は10年前の冷蔵庫の消費電力の1/3です。
最近ではヒートショックで亡くなる方が増えています。
我慢には限界があります。
我慢することが逆にお金を費やすことになってしまうのです。
エネルギー資源がない地域でも家庭でできることで
結果的にエネルギーを生み出すことにつながるのです。
一家庭でできることは微々たることですが、
歩みを止めずに一歩ずつ進むことが大事なことです。
快適な住まいはもちろん、
自分の家は地域創生にも役立っているのだとすれば、
それって素晴らしいことですよね。
とても勉強になる講演会でした!