2014.6.22 DIARY
佐渡へ〜3日目〜
佐渡での滞在も4日目。
梅雨も中休みに入ったのか雨、風も弱まり心地良さが出てきました。
前夜の宴会の二日酔いで遅くまで寝ていたいところでしたが、
明け方車のエンジン音が。
今回の佐渡へ一緒に来ていた澤田さんがここしかないとばかりに出掛けていきました。
自分もズキズキとする頭を上げながら行くしかない!と急いで後を追いかけました。
昨日、行った港へ行くと日が昇り始めています。
奇麗だな〜と感慨にふけっていましたが、釣り人澤田さんは少々慌て気味。
どうやら夜明け前が釣りにとっては良い時間のようです。
それから、昨日のおさらいをしながらついにルアーを付けて実践。
テトラポットの間に恐る恐る糸を垂らすとなんといきなりヒット!
手のひらサイズのメバルです。
人生で初めて海釣り成功しました!
自分の成功で火がついたのか澤田さんもすぐさま沖に向かってキャスト。
次に振り返ったときにはこの通り。
イナダをつり上げていました。
お互い1匹ずつ釣ってからは停滞状態。
しかし、朝食用には十分な量はあるのと、W杯前なのでここで終わり。
家に戻ると朝食準備。
釣り人澤田さんは魚のさばき方も上手!
この通り簡単に3枚におろして家族を驚かせていました(笑)
そういえば飯の写真をとっていなかったですが、
メバルの煮付けとイナダのお刺身定食で朝から充電完了!
その後、「たいごろ」というかやの葉でくるまれた佐渡の笹団子?を作って食べながらワールドカップ観戦。
たいごろは「鯛が釣れる頃」に作るからこういった名前になったようですが、
この辺では「たいようごろう」と言っていてあまりよくわかっていません。。。
その後、日本代表が残念な結果に終わった後は午後から羽茂祭りへ。
町中がにぎやかな雰囲気の中、鬼や恵比寿などがあちこちを練り歩いています。
そして、このお祭りのメインは「つぶろさし」という伝統芸能です。
五穀豊穣、子孫繁栄を祈願して、男女に扮した主人公が舞うのですが下記の映像を見れば説明はいらないと思います(笑)
老若男女、皆が大きな歓声と共に見ている姿は何とも言えません(笑)
それから一旦お祭りを抜け出して先に帰る澤田さんを見送った後、
昨日見学に来ていただいた方のお宅へ。
写真はないですが、立派な御前があるご自宅で圧倒されました。
何かご協力が出来れば良いですね。
その後、またお祭りに戻り最後は薪能を見てきました。
佐渡には能舞台が数多く存在していて、入母屋造りで立派な茅葺き屋根がかかっています。
周りに薪を燃して何とも言えぬ雰囲気の中で演目が始まります。
この日は「右近」という演目で、都に上った神職が桜の名所で花を眺めていると優雅な女性と出会い、
その夜、神職の前に女神が現れ、舞を見せるというものです。
30分くらいの演目なので最初にしては見やすいのかなと思いました。
これにて佐渡での濃い〜3日間が過ぎて明朝に船に乗って帰ってきました。
佐渡ではまだまだ新しい発見ばかりで次の展開が楽しみで仕方ありません。